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RANMARU 神の舌を持つ男のKHのネタバレレビュー・内容・結末

RANMARU 神の舌を持つ男(2016年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

前回から大きく日が空いた誰映大賞鑑賞の5本目。2016年この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞の今作である。

劇場版破壊王の異名で個人的に呼んでいる堤幸彦監督が、低視聴率で打ち切りになりそうだったドラマを映画化したよ。って映画。
そのため、この映画の冒頭3分間に自虐ネタで誰も見ていないドラマの映画化なのであらすじを紹介するよって場面から始まる。
向井理は絶対舌感の持ち主らしく、なめたものの成分が瞬時にわかるらしい。「ペロッ、これは青酸カリ!」が地で行ける男、向井理が今回もこの能力を使って難事件を解決するよって話。

大筋は面白くなくはない、、しかし全編を通して行われる寒いギャグの掛け合いの連発が視聴者の精神を確実に削っていく。
ボケが木村文乃で佐藤二郎がツッコミだが、これは逆のほうがよかったのでは?この寒い掛け合いの連発に突如登場人物の顔が大きくなるという、僕今ボケてますよ(ドヤ顔)という電波少年ボケをスパイスにさらなる精神攻撃を仕掛けてくる。
大体この映画の題名からして危ない匂いがプンプンしている。
「RANMARU 神の舌を持つ男」は略称で正式名称は
「 RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編」
である。
"ベロンチョアドベンチャー"である。
そして、タイトルでネタバレしている。
最初に言った通り、大筋は悪くないし一応ミステリーものの体は保ってるが、ベロンチョアドベンチャーである。
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