難病モノ×青春という泣かせに来てる感満載の商業映画という偏見で長らく敬遠してましたが、ようやく鑑賞。
お泊まりのシーンあたりまでは、なんやこのビッチな女と性欲をドブに捨てたニヒルな男は、なんて鼻くそほじりながら観てましたが、終盤ではしっかり泣いてました。しっかり。
友達とか恋人とか、そういった簡単な言葉で形容できない二人の神聖な関係性に、邪な気持ちを持ち込んだ自分が情けなくもなりました。
そんな心が汚れきっている僕でも尻上がりにグイグイと惹き込まれる展開。そして役者の演技をはじめ、ショットや質感までこだわって作られた素晴らしい作品でした。
