みくし

君の膵臓をたべたいのみくしのネタバレレビュー・内容・結末

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

恋愛映画はあんまり得意ではないですが、あまりにも評判がいいので見ました。いやはや良い映画でした。

「ラスト、このタイトルにきっと涙する」っていうコピーがほんまに腹立ちますね。ラストのワクワクを邪魔するからほんまにやめてほしいとおもいます。


内容はありきたりな感じではあったけど、とにかく主演の女の子がかわいい。恭子役の子も、仲良しくんも、ガムの男の子も、なんかめちゃくちゃハマってたし、とくに恭子役の子は高校生感がめっちゃ出てて良かった…

あと時間が交互に出てくる映画だけど、時間軸に翻弄させられず、ちょうどいいタイミングで行き来するのがうまいなーとおもった。テンポがよくて飽きさせず、早すぎず。内容を言ったらまあすぐにおわっちゃうけど、青春の一瞬一瞬の時間とか、空気とか、気持ちとか、そういうのが所々に感じさせるなにかがあって、それは見ないと感じられないものだったので映画館で観てよかったなとおもいました。映像もきれいなので、映画館でよかった。


さくらが桜を見れずに死んじゃうシーンはよかった。見ている人全員に、衝撃を与えたであろう爽快なシーンですね。(褒めてる)
あと、最後までお互いのことを、好きだって言わないのがよかった。それがよけいに
もどかしくて青春ですね。

ただ共病文庫にたいした内容が書いてなかったので残念でした。


結果タイトルに涙することもなかったし、
甘酸っぱくてイライラしました。
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