きっとわたしの心が荒んでいるからなのだろうけど…
桜良は死んじゃうのに、それをわかってていつまでも春樹の心に残って春樹を縛っているような印象を受けた。
大人になった春樹も桜良に影響されまくって動いているし、このまま彼は一生次に進むことができないような。
交際経験もなくとっても純粋な春樹を一生縛りつけているような気がして、「なんだこの小悪魔は。罪深い。」と感じてしまった。
桜良が春樹に言ったセリフ「いままで、女の子を好きになったことは！？」も、"男は必ず女を好きになるもの"だと決めつけている気がして、不快な気持ちになった。
以上に述べたようなことにより、周りが鼻をすすりながら泣いている中１人真顔で映画を観続けたわけですが、最後のシーンで、なぜ桜良があんな行動をしたのかが分かり"小悪魔童貞キラー"的な桜良の印象は少し変わった。
ただ、それが最後すぎて感情が付いて行かず…
ネタバレした今、もう一回観てみたらまた違った印象を受けるのかなぁ、と思います。
