Garu

君の膵臓をたべたいのGaruのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
2.7
原作と変更は別に良いが好きな部分が結構なかった。
そもそも原作もそれほど好きではないが…

若者向けだからと言う言葉で批判するのは好きじゃないが、原作も映画も起こっている出来事は大変であって、ドラマチックなのだが、刺激的な展開がないと思ってしまう。

だから「若者向けなのかなぁ…」と思ってしまう気持ちにもなる。刺激的な展開と言っても彼女が実は宇宙人で銀河の平和のための宇宙戦争が始まるとかそういう事ではないのであしからず。

原作で良かったと思った病気のことを冷たい言葉遊びジョークとかで返したりするちょっと頭が切れる彼と、「がはは」っぽい感じの彼女がちょっとイメージと違ったのと、そもそも映画の設定により大人になってもまだ引きずっている事がどうかと思った。

きっと小栗旬さんとかビッグネームがいない学生時代だけでは興業に不安があったのだろうけど、原作であえて語らない部分を作った割にはちょっと…と言う感じがした。
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