大介

君の膵臓をたべたいの大介のレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
4.3
前から娘がノベルが面白かったから観たいって言ってたんですが、自分はあまり興味はなかった。

でも、小栗旬さんが出てるって聞いて観る気になりました。

好きな俳優さんだし、中途半端な恋愛モノとかには出ないような気がして。




とてもよかったです。続けて二回観ました。


特に浜辺美波さん、北村匠海さんの二人が素晴らしい。

浜辺さんは本当に笑顔が素敵で…でもほんの一瞬だけ真顔になったときの表情もいい。声もとてもよかった。

北村さんも静かに抑えた声と表情がよかったです。「地味な生徒」をうまく演じていながら、主人公としても充分な容姿と魅力。

咲良の母とのシーンが…(泣)。

「重力ピエロ」でのあの子役さんですよね。順調にいい俳優さんに成長されてるようで、なんか嬉しい。

二人の若手俳優さんの魅力的な存在が、少し突飛な展開であっても説得力をもたせてくれました。

恭子役の大友花恋さんも出番はそこまで多くないけど、よかったです。


内容は、厨二な俺には超ドストライク(笑)。

ストーリーはもう置いておいて、とにかく二人の関係が羨ましいなって素直に思いました。



残念なところ。

○○が○○の伏線だとすぐわかってしまうとこ。ま、これは自分がひねくれてるのが悪い(笑)。

教師になった春樹が、咲良との出来事をある生徒に話しているという事後回想の構成をとっていること。

あんなに大切なことを、そんなに簡単に他人にベラベラ喋らないで欲しい。

大人になった恭子の物語上の存在意義が結局よくわからない。


個人的には高校時代の描写だけで充分だった印象です(鑑賞するきっかけはアレなんですけど笑)。

現在パートより、もっと三人のエピソードをみたかったな。

自分勝手な感想ですけど、もしそういう構成ならもっともっと……。

なんか、すごくもったいないなって思ってしまいました。



でも、そういうのも全部ひっくるめて…自分には特別な作品です。