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君の膵臓をたべたいのJINのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
4.8
原作小説は未読。
あかん。
泣く。
こんなん泣いてまう。
浜辺美波演じるヒロインの笑顔がめちゃめちゃ可愛くて、そのせいでますます泣きそうになってしまう。
あの瑞々しいピュアな笑顔は自分の学生時代にグワーッと引き戻されてしまうぐらいの魅力に満ちあふれていた。
もうヒロインが亡くなるのはわかってるわけやけども、自分もいろいろと重なる経験をしてることもあり、こうゆう話には滅法弱い。
なので、主人公の彼の気持ちを考えるとまた涙が出そうになってしまうのだ。
「本当に死ぬの?」と聞いて「死ぬよ」と笑顔で答えられた日にゃあ…。
この距離感とピュア感がたまらない青春映画だと思う。
偶然でも運命でもなく、君と私が選択した先で重なったこと、そう、人生は選択でできている。
それでも運命というものを考えずにはいられない作品だった。

完成度云々ではなく、自分の中にあるピュアとエモが重なっておもいっきり心を持って行かれたのだろう。
それを引き出してくる浜辺美波の表情が格別素晴らしかった。
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