恋人が病気設定の恋愛映画はもういいよと思い避けてきたが、いい評価を聞くので、見てみることに。
学生時代を演じている役者は誰一人知らなかったが、キャストがみんなとてもよかった。
特に主役の女の子が、狙ってなのか天然なのかはわからないが、あざとくなるギリギリの演技で、独特の個性を持った不思議な魅力があり、間違いなくこの映画の核となっていた。
展開は予想外の方向に行ったので、一瞬惹きつけられたが、最終的な着地点は予想とあまり変わなかったのでちょっと消化不良なところはある。
久々にこんな淡い恋愛邦画を見たが、主役の女の子の力によってなかなか良作になっていたのではないかと思う。
タイトルは、思った通り狙い過ぎ感があり、個人的にはあまりしっくりは来なかった。