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君の膵臓をたべたいのamuのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
3.8
原作未読だし、劇場で予告を目にしていた時から、なんつーえぐいタイトルだよ、と敬遠していた。ゆーてもセカチュー的なのでしょ?とも思っていたし。

で、全く観る気力は湧かなかったが、職場の上司が顔を合わす度にゴリ押ししてくるし、彼と二人シフト時の会話に若干の行き詰まりを感じていた私は、話のネタに渋々重い腰を上げたのだが…


すげーーいいじゃん!!!!!(号泣)


たしかにセカチューとも違うし、現在と交錯するあるあるな見せ方も、これまであったどの作品よりも流れが綺麗に溶け込んでいたように思え、また美しかった。

浜辺美波さんの明るさを主軸に世界はまわるけれど、北村匠海くんがクライマックスの某シーンで全部持っていった!と思った。そのシーンはとても胸に響き、そのシーンでだけ私は涙が出ました。号泣したのはここでだけです。それがどのシーンなのか、同じ人もいるだろうし、違う人もいるだろうし、なのであえて伏せます。ただ、会話に行き詰まっていた上司と涙したシーン含め感情が完全に一致したため、しばらくこの作品のおかげで会話に困ることも無くなりそうです。(笑)
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