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君の膵臓をたべたいのwarderbrothersのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
3.4
ー感想ー
まさかの展開の直後まで、見終わったら満点をつけようと思っていました。
まさかの展開自体は違うメッセージが現れてとても良いと思いますし、「これはすごい作品だな」と感心していたのですが、そこから物語の一貫性がなくなってしまった気がします。

終わりよければ全て良しという言葉にあるように、
終わりが悪ければぱっとしない。
(タイトルの意味に序盤から気づいていたのが大きな要因)

繰り返しになりますが、ラスト30分の時点で終わっていれば、満点をつけていただけにもったいないなと思いました。

それと素直に感動できない自分に悲しくなりました。
主観的なレビューでごめんなさい。



ー考察ー(ネタバレ注意)
「生きる力」
残り30分の時点で私が解釈したこの作品のメインメッセージについて述べようと思います。

(ここからちょっとネタバレ)

「人はいつ死ぬかわからない。」

「だから毎日毎日を全力で生きないといけない。」

「生きるとは、自分1人で実感できるものではなく、他人との関わりのなかで感じるもの」

死を間近にしながらも周りの人との関わりから生きる力で溢れるサクラと

健康でありながらも心を閉ざし、生きる力が感じられないハルキ。

あの事件から、生きるとは何なのか知ることができたハルキ。

その時サクラの魂が、ハルキに宿る。

『君の膵臓が食べたい』

ここでエンドロールなら大号泣間違いなしでした。

『生きる力』『生きるとは』『死ぬとは』
これらがメインメッセージとして終わりを迎えれば個人的には納得がいったのですが、恋愛話や友情話で終わるとはある意味予想外でした。