ひで姐

ブレア・ウィッチのひで姐のレビュー・感想・評価

ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)
3.6
1999年に公開された「ブレアウィッチプロジェクト」。ワシ、この映画大好きなんですよ。ブレアの森に纏わる魔女伝説の検証ドキュメンタリーを作るために問題の森に入っていった学生チームが行方不明になり、捜索の結果いくつかの遺留品とビデオテープを発見。そのビデオを編集したもの(という設定)がブレアウィッチプロジェクトなのだが、当時POVモキュメンタリーという手法は今ほどメジャーではなく…というか少なくとも自分は全然知らなくて、実際にそういう失踪事件があったもんだと思い込んで観賞したらその衝撃度に思わず劇場に3回足を運び、その後発売された「ブレアウィッチプロジェクト完全調書」(事件の捜査資料という設定の本)にまで手を出す程にハマったのでした。

で、この失踪した学生チームのリーダーを務めてたねーちゃんの弟が、姉の失踪に絡む真実を探るために仲間と共に森に入っていった…というのが2016年版ブレアウィッチ。ブレアウィッチプロジェクトの正統後継作品という宣伝文句だったり前作の弟を主人公にしたストーリー設定だったりと後継作品と呼ぶにふさわしい感じではあるけど、どちらかっつーと「続編」ではなく「リブート」な展開でしたね。99年版ではテープ式のビデオカメラに両手で広げて見る地図を頼りに森の中をさまよっていたのが、2016年版では耳かけ式の小型カメラにGPS、果てはドローンというテクノロジーを駆使するあたり現代風にアレンジされてるけど、そんな現代技術に「知るかボケ!」と言わんばかりの勢いで襲いかかるオカルト現象の数々。最初はややダレ気味でしたが2日目の夜から一気に来ます。

でもあれなんだよな…99年版のよかったところは、「追い詰められていく人間」ってのがしっかり描かれてたところ。そういう所の描き方が2016年版はやや物足りなかったかな~?POVの元祖でもあり最高傑作でもある99年版を超えるのはやはり難しいんですかねぇ…?