バンド初期の貴重な映像や、ギャラガー兄弟以外のメンバーの事を知れて良かった。
欲を言えば、『モーニンググローリー』以降の崩壊へと向かう姿も見たかったけど、流石にそこまで描くと尺が足りないか…。
どう考えても、破天荒なリアムの生き方は長続きしなかったと思う。
しかし、それでも彼はロックスターとして殉じる事を選んだんだなという気がして、途中から切ない気持ちにもさせられた。
大人なノエルの方が正しく見えるけど、リアムのカリスマ性がなければ、バンドがここまでの成功を収める事はなかっただろう。
「オアシスはクソカッコ良い!」という事実を再確認させられる映画だ。