デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり/ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの作品情報・感想・評価

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デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり/ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴット2015年製作の映画)

Hello I Am David!

上映日:2018年03月03日

製作国:

上映時間:100分

4.1

あらすじ

天才ピアニストでアカデミー賞受賞作『シャイン』のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴッドは、幼少期より神童とうたわれ、その才能を発揮。数々のコンクールで優勝し、世界屈指の音楽大学、英国王立音楽大学に特待生として入学。音楽の殿堂ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートを大成功させるも直後に精神病に陥る。ピアノなしで 11 年もの間を精神病院で過ごした彼のピアニストとしてのキャリアは終わったかと思…

天才ピアニストでアカデミー賞受賞作『シャイン』のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴッドは、幼少期より神童とうたわれ、その才能を発揮。数々のコンクールで優勝し、世界屈指の音楽大学、英国王立音楽大学に特待生として入学。音楽の殿堂ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートを大成功させるも直後に精神病に陥る。ピアノなしで 11 年もの間を精神病院で過ごした彼のピアニストとしてのキャリアは終わったかと思われた。しかし音楽の力と、妻ジリアンの深い愛と助けにより、再び人生とコンサートのステージにカムバックを果たす。映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』は、天性のピアニスト、デイヴィッドと彼を深く理解し、愛して寄り添う妻ギリアンの間の深い愛についての映画である。

「デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり/ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴット」に投稿された感想・評価

nooooori

noooooriの感想・評価

4.5
映画「シャイン」のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴッドと奥さんのギリアンのドキュメンタリーなので、まだの方はシャイン後の鑑賞がオススメかも。

シャインで描かれているデイヴィッドそのままで、彼は行く先々で、誰にでも挨拶し、どこから来たのか聞き、握手しハグをする。それはスーパーの店員さんでも、空港の職員でも、ただすれ違っただけの人でも、自身のツアーでのお客さんでも損得感情なんてなく平等に。

人って誰しも善悪の両面持っていて、どんな悪人であっても必ず「善」の面を持っていて、他人から受けるアプローチによって善になったり悪になったりするものだと思うのだけれど、無欲で起こる全ての事象に心から感謝する彼との対話には、木も花も鳥も虫も善人も悪人も関係なく地球上に存在する全てが「善」にアプローチされ彼を好きにならずにいられないようだ。だから彼の行く所には笑顔や愛が伝播していき、花はさらに鮮やかに咲き、森にはさらに太陽の光が降り注ぎ、彼を取り巻く全てに爽やかな微風が吹くように見える。

とにかく魅力的な人だし、こんな世の中だったら争いなんてないのにねなんて思う。とにもかくにも素晴らしいピアノの旋律と愛の物語で泣いちゃった。
あくまでも映画の上ではいいところしか見せない。悪いところは想像してってスタンスはずるいけど、いいと思った。

こんなおじいちゃん誰でも顔が緩んじゃうよね
人懐っこいデイヴィッドに、心が洗われました。「シャイン」をもう一度見直したくなりました。
mononcle

mononcleの感想・評価

3.3
デイヴィッドは、精神疾患から復調して幸福な演奏家人生を送れているが、留学中の精神不安から自殺未遂を経て廃人になってしまった天才ピアニスト=渡辺茂夫や精神病院で末路を遂げた天才ダンサー=ニジンスキーのことを連想してしまった。だれにも構えのないディヴィッドの天衣無縫さは、人に幸せを呼ぶのが救いであるが、現在に至るまでの若い頃の精神の変遷を辿ってほしかった。
なんかもうなんて言葉にしていいのかわからないけど、みんながみんなディヴィッドみたいだったらいいのに。私がディヴィッドみたいな人間になれたらいいのに。ピアノとか音楽とかさっぱりだけれども、とにかくこんなに素晴らしい人がいて、自分がどれだけ卑劣な人間かを思い知らされました。何回も見たい。何回もディヴィッドに会いにいきたい。そして少しづつでも変わっていければいい。点数は映画にというよりも、ディヴィッドとギリアンに!
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.8
天才ピアニストでアカデミー賞受賞作『シャイン』のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴットは、幼少期より神童とうたわれ、その才能を発揮。数々のコンクールで入賞し、世界屈指の音楽大学、英国王立音楽大学に特待生として入学。音楽の殿堂ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートを大成功させるも直後に精神病に陥る。ピアノなしで11年もの間を精神病院で過ごした彼のピアニストとしてのキャリアは終わったかと思われた。しかし音楽の力と、妻ギリアンの深い愛と助けにより、再び人生とコンサートのステージにカムバックを果たす。映画『デイヴィッドとギリアン響きあうふたり』は、そんな天性のピアニスト、デイヴィッドと彼を深く理解し、愛して寄り添う妻ギリアンの間の深い愛についての映画である。 
デイヴィッド・ヘルフゴットのピアノが弾けること生きることや周りの人々のサポートや愛に感謝して今この瞬間を楽しんで生きる喜びに満ちているエネルギッシュな明るさの中にある、かつてノイローゼに苦しみ抑圧的な父親の影響を抜け出せなかったけど妻で最大の理解者ギリアンの理解や愛と自身の生涯を映画化した映画「シャイン」の公開で自信がつきデイヴィッドが回復するきっかけになった苦難と波乱万丈の人生、デイヴィッドの人に壁を作らずオープンで温かい人間性、デイヴィッドのピアノや音楽に対する情熱や愛が、デイヴィッド・ヘルフゴットのリサイタルツアーに密着する旅、デイヴィッドとギリアンが音楽療法を受けるシーン、デイヴィッドとオーケストラがリサイタルするシーン、デイヴィッド自身や妻ギリアンやコンサートマスターや精神科医やギリアンの息子のインタビューから「彼はピアノの練習の時に空や鳥など自然のことを考える。ただ無邪気にピアノを楽しんでいる」「デイヴィッドのオープンな姿勢に最初は戸惑ったけど、デイヴィッドが感情や気持ちを表現するのが優れていることを知り好きになった」「デイヴィッドはハグで感謝や愛を表現する。温かい表現方法だよ」などデイヴィッド・ヘルフゴットの人間性や魅力や音楽やピアノへの愛や情熱が見えてくる発言、デイヴィッドのピアノや音楽への愛と情熱が凝縮されたピアノの美しく即興的で奔放な旋律が楽しめるリサイタル映像を通して描かれ、映画「シャイン」でデイヴィッド・ヘルフゴットを知った人にも楽しめる音楽ドキュメンタリー映画です。
U子

U子の感想・評価

3.6
ドキュメンタリーの構成的には物足りない気もするけれど、デイヴィッドの演奏が聴けるだけでも嬉しい。
全ての人に愛を持って接して、その言葉は何気ないようで、深みがある。
子育てしてると、自分の思い通りにならないことがたくさんあって、イライラするけれど、いつかは、大人になり自分のもとから巣立つものだ。デイヴィッドとギリアンの関係は永遠の子育てのよう。
それはものすごく大変だけど、幸せでもあるのかも。映画の間、ギリアンはけっこうずっとイライラとしてるのだけど、
彼をみていると毎日ときめくと言う言葉がその答えかもしれない。
シャインが映画化されるとき、主演はトムクルーズでという条件を提示されたらしいが、監督が断固ジェフリーラッシュでと押し通したらしい。本当ジェフリーラッシュはデイヴィッドそのままに演じてたんだなあと本物をみて思った。
生で演奏聴いてみたいな。
約20年前に日本で公開された映画“シャイン”。
その主人公のモデルとなったピアニストの
ドキュメント映画。

デイヴィッドの演奏も凄いけど
デイヴィッドが演奏している時や人と接する時の、
まるで嬉しくて“はしゃいでいる”かの様にも見える
その姿がとても印象的。

確かに患いはあるけど、
作品を通して感じる本当に幸せそうな二人の生活。

そして終盤に妻のギリアンが
夫デイヴィッドの事をやや疲れた表情で
「大変なのよ」と。

2018年3月に映画館で鑑賞