このレビューはネタバレを含みます
肝が据わっている14歳少女•マティの、父殺しの犯人チェイニーへの復讐を、乾いたバイオレンスと共に描いたザ•西部劇。
のんべえで20人以上も殺してきているコグバーン、賞金目当てのラビーフとともに無法地…
ノー・カントリーに通じるような静けさとシンプルな展開。マティの真っ直ぐで聡明さと、2人の大人の清濁飲み込んだ様子のコントラストが混じり合うのがよかった。あと、圧倒的な自然美。時代を感じる残酷な描写を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
日本3大仇討ちの「荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻」も名作だけれども、設定は似ていて、仇討ちするのにはまだ幼すぎるため代役を立てる、それもとびきり腕利きと評判のやつを・・という聞いた感じはかなりトラディシ…
>>続きを読むこの時代のアメリカの砂っぽく埃っぽい感じがよく出ていた。
けっして昔を美化してはいないところが良い。
例えば、アメリカ原住民をどのように扱っていたかが客観的に描かれている。
特に理由もなく小突…
昨夜観た『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の余波でオクラホマ西部劇が観たくなった。2010年のコーエン兄弟監督作品。
1880年ごろ、アーカンソーとオクラホマの州境フォート・スミス。父を使用人…