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BLOOD is SEX ハーレム・バレンタイン・デイのyaaaのレビュー・感想・評価

4.0
ディレクターズ・カンパニー製作の泉谷しげる監督のピンク映画。
戦争帰りの男がレイコという女を探し求めて、AK(アキラクロサワでない)-47片手に高級娼館に乗り込む。

公開当時はアートでサイバーパンクなロック映画だったかもしれないが、謎のコメディ映画としてみたら楽しめる。
室内でも雨が降り注ぐ女とか、裸体の女性を逆さにかついでY字のお尻ごしにしゃべるカットとかカオス。
劇中の泉谷しげるの音楽もぶさけているのか真面目なのかギリギリライン。
でいて、地獄の黙示録とかタクシードライバーとか連想させたりしてニヤっとさせる。
いろんな方面に「殴り込みじゃー!」という気概は大いに感じる。
観たい時は「ピンク、朱に染まれ!」で探してみてください。

最後のクレジットで助手方面でイシイソウゴ、サカモトジュンジ…の現監督の名前を探すのが楽しい。

と、凄い腰の振りする大杉漣さんが出てきてしんみりする。
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