エリオット

満月の夜のエリオットのレビュー・感想・評価

満月の夜(1984年製作の映画)
4.0
「海辺のポーリーヌ」と「緑の光線」との間に作られた「喜劇と格言劇」シリーズの第4作。

愛されたいが、束縛はされたくない、もうちょい遊びたいという、若い女性に限らずよくある話だが、それはそれとしても、ルイーズ(パスカル・オジェ)の衣装や住まいの壁や調度品なんかを見ているだけで楽しい。
夜明け前のカフェで見知らぬ客とルイーズが「満月の夜はだれも眠らない」みたいな話をボソボソしているだけのシーンが忘れ難かったりして、そういうの観たさにまたロメールの映画を観てしまうと思う。
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