りょうた

満月の夜のりょうたのレビュー・感想・評価

満月の夜(1984年製作の映画)
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〝二人の妻を持つ者は心をなくし、二つの家を持つものは分別をなくす〟という言葉で始まる。ルイーズはレミと同棲しているものの、パリにも家を持っており、自分のためだけの家だと言う。レミはいちずにルイーズのことを思っているが、ルイーズは同じように言うものの、妻子持ちのオクターヴという男と会ったり、ダンスホールに行っては朝まで遊ぶ。レミはルイーズに止めるように言うも、彼女はやめない。

レミはルイーズしかいないと思っているのだろう。しかし、ルイーズは今の所はレミであって、もっと良い人がいるならそちらが良い。でも独りは嫌だから、ルイーズは離せない。孤独を求めるために家を借りたという建前とは違います、ルイーズは引っ切り無しに電話をかけまくる。
こういったテーマは大好きだ。いつの時代もこういう人はいるのだろう。経験がある分、どんどん引き込まれた。
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