牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版の作品情報・感想・評価

「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版」に投稿された感想・評価

HeroM

HeroMの感想・評価

4.2
長い。とんでもなく長い。が3時間経つ頃には結末を予期し「終わらないでくれ」と思ってしまう。
折返し地点にヤマがあるので長さを感じさせない。
光と影をテーマにした前半とバイオレンスシーン。全てのカットが芸術的で計算されている。
後半にかけて増大するエントロピーが行きつくカタルシス。ラストの余韻に浸るエンドロール。
強烈な自己否定を内包しつつも、シリアスで説得力のある政治的内容。
1950-60年代、台湾の置かれた状況はww2中のポーランドのように複雑で不安定で興味深い。
とりあえず。映画のお手本のようなショットに「うわ、かっこいいな」って思う。
mariモ

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4.5
何とも言えない気持ち。感情が入り乱れるってこういうことね。
懐中電灯を離すと決心した小四。
何もかもがあっけない
kaju

kajuの感想・評価

4.4
海の向こうの時代も遠い物語なのに、どこか隣り合わせの日常であるような気がする。
先行きが見えない不安定な社会の中で、微かな光を手放さずにいられることの尊さを今さらながら思い知った。
みやん

みやんの感想・評価

3.5
fillmarks投稿700本目
発掘良品にて視聴
大人からみれば子供の世界は小さくみえるが
子供からすれば ものすごく大きな世界に生きていると思えそれが全てだと思ってしまう
そんな中での事件である
それを映画化したものであったように思います

追伸
236分…
長い…
疲れました…
Ninny

Ninnyの感想・評価

-
誰かの記憶を覗いてしまったような映画。
終始映画ではなく、この時代の台湾を生きていた誰かの記憶の映像を盗み見てるような気がした。
mine

mineの感想・評価

3.4
Filmarksのベストムービーや、映画本で目にすることの多い伝説の名画。
印象的なのは極端に明暗をつけた光設計。これがこの映画のキーになっていることは間違いない。
でもさすがに4時間は長いかなあってのが正直な感想。登場人物もすごく多い割に説明的なシーンはほとんどなく、映像から情報を汲み取っていくのはなかなか疲れる。
ななこ

ななこの感想・評価

4.5
結末に至った時、4時間という長さがこの映画には必要であったことが理解でき、主人公を取り巻く少年少女達の心情、当時の世界や台湾社会、大人達の言動、様々なことに思いが巡らされる。
映画館で1人で観るのが1番良い作品。
misumi

misumiの感想・評価

4.7
4時間は長い!と思ったけどあっという間だった。デジタルリマスター版の上映が始まってから映画館に2回観に行きました。スポットが当たっている主人公だけでなく、周りの人物像もわかりやすく書いてあった。掬い上げたい、助けたい気持ちは、彼女には何故か届かなくて、その気持ちは彼女にとって鬱陶しさすら感じさせるようになっていたのが辛かったなと思う。それと、照明の使い方や全てのカットが美しくてが芸術のようだった。

今も張震と小明を演じた女の子が連絡を取り合ってる事を知って感動した。この時の張震が好きすぎて、二度と会えないのが悲しい。

大好きな作品。
高田A

高田Aの感想・評価

-
前半は登場人物の多さに辟易し話についていくのに精一杯だったが、次第に60年代の台湾を生きる少年少女たちの繊細さに心惹かれるようになった。とはいえ一度でこの傑作の真髄に迫り切れたとはいえず、再度鑑賞する必要があるだろう。


殺人事件が起こるたび、ワイドショーなどで「人を殺すのは悪いことだ」の一点張りで考えることを放棄しているような人間が、僕は大嫌いだ。殺人が悪であることは誰でも知っていることで、その上でなぜ犯行を及ぶに至ったのか、事件の背景を十分に配慮して発言するのがコメンテーターをはじめとする私たちのとるべき態度ではないのか。しかし現実に映画の中で起こったような事件が報道された際、「少年が、好意を寄せる女子を殺した」という事実だけを抜き取り、受け止める人が世間には意外に多い気がする。だがこの映画を観て、小四を“単なる人殺し”と見なす人間はいないのではないかと思う。それは映画の大半を占める導入の部分があったからだ。僕は犯罪者の良き協力者ではいたくないが、可能な限り良き理解者でありたいと思う。彼らは罪を起こすその瞬間まで私たちと変わらない存在だったから。
m

mの感想・評価

4.6
警備室の懐中電灯。
少年たちの思春期特有の危うさは三島由紀夫の金閣寺を思い出させた。

4時間やけどあっという間。もっかい観たい
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