KUBO

羊の木のKUBOのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
4.0
Japan Content Showcase 2017にて「羊の木」を鑑賞。

港町の「魚深市」に、刑務所から仮釈放になった6人の元受刑者が移住してくる。過疎化に悩む市役所が、過疎対策のために国と結んだ極秘のプロジェクトだった。6人はそれぞれ殺人犯だったが、それぞれ仕事も得て第2の人生をスタートさせたかに見えた。役所は6人を合わせないようにするが、祭りの夜に6人が顔を合わせてしまったところから、彼らの静かな日常の歯車が狂っていく…。

まずキャスティングが豪華! 主役の市役所職員「月末」に錦戸亮。月末が心を寄せる女性「あや」に木村文乃。6人の殺人犯に松田龍平、北村一輝、田中泯、優香に「シン・ゴジラ」の市川実日子ら、個性派勢揃い! もうこの段階で面白くないわけがない! 特に優香がチビT着て久々に巨乳を強調(吉田監督、ありがとう!)。さらに女優・優香としてはかなり冒険した体当たりの演技を見せてくれる。

見始めてしばらくは、「社会を明るくする運動」じゃないけど、刑務所からの出所者を田舎町が受け入れていく話なのかと思って見ていたら、途中、町に伝わる「のろろ様」の言い伝えと「のろろ祭り」の話になるところから、話は大きく展開し不穏なサスペンス色を強めていく。

この映画、どっちへ行くんだ? みんな危ない感じのキャストがぐいぐい引っ張り出す!

吉田大八の作品の中で一番おもしろかったかもしれない。ただし、原作は読んでないので映画だけの感想です。

(ガレージでバンド練習してて警察呼ばれたのを思い出した(^_^))