のりちり

羊の木ののりちりのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
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映画館鑑賞。

人口が少ないから、多くする作戦という名のもとにやってきた6人。
課長だけがこの6人が誰だか知っていた。
任されて主人公は、仕事仲間に彼らのことを過去を教えてもらう。
そしてこの計画も。
実際、こんな少人数で殺人を犯したことのある人を受け入れるっていうのは難しいのではないだろうか。
二度としないと思っても、怖いだろう。

実際、日々を過ごしていくうちに、なぜ殺人を犯したか、自分たちはどう思っているのか、周りの人は、彼らをどう思っているのかを映し出す。

しかし、犯罪を犯罪とも思っていなかった者がやはりいた。
1番普通の顔をしていた。
自分を守るためなら、何人、誰を殺したって構わない。
主人公は、最後、それに撒きこまれるが、神様のおかげか助かる。
この町の神様って、ちゃんと見てたのかな?

そして、残りの者は殺人という罪をちゃんときれいにしてこの町で暮して行けるようになった。
良かった良かった。

なのだが、これをこっそりやる行政ってどうなの?
巻き込まれて死んでしまった住人もいたのに。
あくまでも、架空の話しだ。
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