キミシマユウキ

羊の木のキミシマユウキのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
3.4
元受刑者を地方都市に移住させるという極秘更正計画で、過去に凶悪犯罪を犯した6人を受け入れることになった魚深市だったが……

関ジャニの
!!錦戸亮!!
主演のサスペンス映画
原作は漫画。
『紙の月』『美しい星』の
!!吉田大八!!
なんとなく人気だったので鑑賞。


「それ友達として聞いてる?」


元殺人犯が住民に知らされず街に移住してくる…しかも6人も!!
という最高にスリリングな設定なため、ちょっとした会話の間合いや行動、視線だけでも怪しく見えてくるのでドキドキ。
新しい生活に馴染めない者、癖が治らない者、田舎に退屈している者、更生した者、ひっそりと暮らしたい者、そして……
まぁ想像していた以上のことが起こらず小さく収まってしまった印象。なんか昼メロ的展開にガッカリ。
そしてただでさえ原作から5人も減らした元囚人達も1人ずつキャラ立ち出来ておらず、役者の力に頼ったなぁ〜。

主演の錦戸亮は良い。
ドラマ等でもそうだがヘタレで断れない優男のキャラがこのイケメンにはよく合うんだよなぁ(笑)
そして松田龍平。彼はほんといつもいい味をだしますよね。期待していた通りです。
ヒロイン木村文乃ちゃんはツンデレギタリストでツボです。高校時代にバンド組みたかったです。
あとはいつも通りな北村一輝無駄に色気半端ない優香などなどが脇を賑やかしてました。

題材と役者は素晴らしくハマってたんですが、短くまとめすぎたかしら??
連続ドラマの方が向いてると思われます。

「昨日も一昨日も、
多分これからも殺人犯だよ」

サスペンス好き、殺人犯系が好き、そして木村文乃と高校時代にバンド組みたかった人にはオススメの作品。