トランスマスター

羊の木のトランスマスターのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
4.0
過疎化対策のために身元引き受け人のいない元殺人犯の受刑者に10年間住居と職を提供する市の極秘プロジェクトの担当職員が、それぞれの事情を持った元受刑者を受け入れを行い町興しをするお話です。

◆良い点/注目ポイント
・優香のチビTと濃厚キス
・6人の元受刑者が、それぞれ均等に問題を起こすわけでもなくこの人ストーリーに不要では❓というところが逆にリアル。
・地域に根ざした祭りや伝説もそれなりに良い設定です。
・海外でも受賞している邦画です。

◆改善点
・バンドの練習のパートで、ギターの音がとてもラウディで耳障りです。
・ラストの『クローバー・フィールド』のスタチュー・オブ・リバティに酷似した目玉シーンが完全に蛇足。

◆総括
・無駄なコメディ要素もなく新しい邦画の良さが実感できました。