いずみたつや

羊の木のいずみたつやのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
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人は人生を"生き直す"ことができるかという話。

無理があるとはいえ、6人の殺人犯が同じ町に集まるという設定は興味を引きます(てっきり殺人鬼たちのバトルロワイヤルが繰り広げられるものだと勘違いしてましたが…)。

これは漫画原作という点のメリットかもしれません。ただ、キャラクター描写が足りてなくて実在感がないという、残してはいけない漫画的な部分もそのままになっている印象でした。

唯一、錦戸くんのキャラはリアリティがあったし、いかにも普通の人なだけに序盤はハラハラしました。あと、優香が異常にエロい(!)ので、その辺りも見所になってます。