片腕マシンボーイ

羊の木の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
3.0
DVDをデッキに入れる時はな「あ〜、カレー食いてえなぁ、よし観終わったらCoCo壱いこ!」思ってたんやけどな、冒頭で出所したての水澤さんが美味そうにラーメンとチャーハンと餃子食べてましてな…「あかん、王将にチェンジや、チェンジ!」なったんですがな…
結果今ネバネバ三昧カレー納豆追加のご飯500グラムを待ちながらレビュー書いているところです、やっぱり日本男児は黙ってカレーだよなぁ
しかし、長いからお腹すいたわ!ぷんすか!

出所したての殺人犯を町に受け入れるよ、って話

いや、まぁな細かい部分はさておき、全体的にはこれが正解なんやと思いますわ、でもなマシンボーイの根がポンコツB級映画好きやからな、どうしてもな、殺人犯達が経験と技術を駆使して殺人の腕を競い合う殺人キャノンボール的なん期待してしまうんすわ!(1個前に「劇場版アイドルキャノンボール2017」観てしまったばかりに余計な)

しかし、いざとなると6人も魅力的な殺人犯がいるのに、活躍すんのは…2人かな、マシンボーイ基準では2人、なんとももったいないよなぁ!
田中泯さんが通行人バッサバッサ切り捨てて血溜まり作ったり、水澤さんが剃刀手に舞い散る血飛沫ん中に佇んでたり、市川実日子がブツブツ言いながら爆弾組み立ててんのとか、優香が乳首に毒塗って男に吸わせてんのとか見たかったんよなぁ!
まぁ吉田監督やから期待はしてなかったけど、龍平さんと錦戸君見たかっただけやったから満足やけど、龍平さん安定の静かなる奇人っぷりにキュンしたから満足やけども
もちろん北村一輝も安定の北村一輝やったぞ!

ストーリーに関しては細かいツッコミどころがいろいろあるんだが、特に最後にファンタジー要素もってきたんが納得いかなくてな、スコアがスンッて下がりましたわ、なんか最後だけポンコツB級アクションの悪党の死に様みたいやったなぁ

本作の教訓、酒をむりやり飲ますんは…いくない!

そしてCoCo壱を出たマシンボーイは、シネマカリテにて「歯まん」完売の貼り紙を見て膝から崩れ落ちるのだった…マジか?3時間前ぞ!
はぁ…帰って酒でも浴びよ