タカナリ

エグゼクティブ・デシジョンのタカナリのレビュー・感想・評価

3.5
ワシントン行きの旅客機が、テロリストにハイジャックされる事件が発生。化学兵器によるワシントン壊滅を阻止するため、軍の特殊部隊と技術研究員が機内に空中から乗り込みます。

結構激しいアクションを期待していたんですが、思ったよりもありませんでした。激しいのは終盤くらいで、あとは隠密行動です。作戦遂行の準備を、テロリストに見つからないように遂行します。
アクションは物足りなかったですが、見つかるかどうかのギリギリな感じは楽しかったですね。
テロリストにしても、見た目ではなく、考え方に恐怖を感じました。このテロリストのリーダーみたいなのが一番怖いのではないでしょうか。

この作品、序盤からセガールが活躍しますが、中盤くらいで退場します。セガールが出演しているのなら、期待するのはセガール無双です。これを期待するのは日本だけじゃないと思います。
途中退場の理由が全くわかりません。
これに関しては、日本側の宣伝にも問題あり。

あと気になったのが、最後の着陸を2回やった事。なぜ同じ事をわざわざやったのか疑問。それやるならセガールの活躍を増やして欲しかった。
ほぼ初対面の女性といきなりいい感じになるのも疑問。いきなりそうはならないだろ。

終わり方「ダイ・ハード」に似ていたので、もしかしたら「ダイ・ハード」みたいなの作りたかったんですかね。