黒人差別と戦ってきた不器用な生き方をしてしまう父親と、そんな父親になりたくない息子が見ていて痛ましい映画でした。父親は最高の父親ではなかったかもしれませんが、それでも息子にとっては父親だったんだと自…
>>続きを読む鬼目線だと桃太郎がテロリストにみえると聞いたことがある。
この映画はそんな感じで、見方に依ってストーリーが全然違う映画だと思った。
一見、本当に最低な父親と彼に振り回される善良な家庭を描いた作品…
2017年のアカデミーで作品賞ノミニーされ、ヴィオラ・デイビスが助演女優賞を受賞したにも関わらず、日本では劇場で掛からなかったデンゼルワシントンの監督作。やっとWOWOWで鑑賞。
原作がピューリッ…
”HELP”や”殺人を無罪にする方法”で良い演技するなぁと思っていたヴィオラ・デイビスがこの作品でアカデミー助演女優賞を獲得したので観てみた。
1950年代のまだ黒人差別が多い時代のストーリーはよ…
このレビューはネタバレを含みます
これまで不倫を正当化し、
他人を認めようとしない作品は珍しい。
ローズも子どもたちもよく頑張ったね。
女の子がローズが本当のママじゃないと知った時のことを思うと心苦しい。
ローズが鼻水垂らしなが…
このレビューはネタバレを含みます
大きな人
大きすぎて埋め尽くしてしまう。
周囲の人には精神とアイデンティティのスペースがない。
前に見た映画でも夫婦喧嘩のシーンで同じようなやり取りがあった。
家庭や家族の為に日々耐えて我慢し、必…
頑固オヤジの身勝手さが、ただただ鼻につく。この不快感、胸くその悪さは、きっとこの頑固オヤジの内面に宿るものの一部を、自分自身のなかにも感じてしまったからだろう。
自身の不遇な境遇を盾にして、他人に…