わんだーうぉーる

ムーンライトのわんだーうぉーるのレビュー・感想・評価

ムーンライト(2016年製作の映画)
3.0
2022年137本目。

第89回アカデミー賞作品賞受賞作品。マハーシャラ・アリ、凄く好き。気品溢れる黒人俳優だと思う。

~~ストーリーなど~~

マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞したヒューマンドラマ。

マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では「リトル(チビ)」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポーラから育児放棄されていた。そんなシャロンに優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーのフアン夫妻と、唯一の男友達であるケヴィンだけ。やがてシャロンは、ケヴィンに対して友情以上の思いを抱くようになるが、自分が暮らすコミュニティではこの感情が決して受け入れてもらえないことに気づき、誰にも思いを打ち明けられずにいた。そんな中、ある事件が起こり……。

母親ポーラ役に「007」シリーズのナオミ・ハリス、麻薬ディーラーのフアン役にテレビドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のマハーシャラ・アリ。プロデューサーとしてアカデミー賞受賞作「それでも夜は明ける」も手がけたブラッド・ピットが製作総指揮。本作が長編2作目となるバリー・ジェンキンスがメガホンをとった。

※映画.com(https://eiga.com/movie/86100/)より

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価値観の違いもあるのかな。
ごめんなさい。僕にはあまりハマらなかった。

『この作品素晴らしい!』っていう方の気持ちも理解できなくはないんだけど、内容的に理解しづらかったり個人的に共感できなかったり...という部分が多かった。

麻薬や貧困・ジェンダー差別・LGBTなどなど、現代社会が抱えてる問題が多岐に渡り過ぎていて、それをほぼ網羅している本作の意味の深さに凄みを感じる。

そしてまたそれが、美しいんだ。何故か。
海の景色の色だったり、目の色だったり、登場人物の顔・表情だったり。魅せ方・表現の仕方が美しい。

そしてやはり、マハーシャラ・アリ演じるフアンが、魅力あるキャラクターだった。

ケヴィンとは友達のままでいて欲しかったと思うのは、僕が日本人だからだろうか。

ポスター、よく見ると凄い。

観て、まあ満足でした。
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