このレビューはネタバレを含みます
Filmarks試写会にて観賞。
前編通してシンプルに、淡々と進む印象。
映画の物語を観ているというより、主人公シャロンの人生を覗いている感覚。
いじめ、暴力、ドラッグ、同性愛等通常映画では印象的に描かれるテーマがとても軽くというか、あくまでシャロンの人生の一部として扱われているのはすこし意外。
又、恩人の死や2幕目での事件の顛末、その後などシャロンにとっての大きな出来事も描かれず、後のセリフや風貌のみでこちらが察するようにできている部分には驚いた。
比較される、ララランドとは対極にあるような作品。
シンプルな作品ながら俳優の方々の微妙な表情や仕草に見入ってしまう繊細な映画でした。
そして黒人の方の肌の輝きが綺麗