BUSSAN

ムーンライトのBUSSANのレビュー・感想・評価

ムーンライト(2016年製作の映画)
3.8
仕事帰りにレイトショーで観てきました。
ど平日ってこともあり、客入りはイマイチ。

貧困、ドラッグ、LGBTをテーマに幼少期、少年期、青年期と3部構成で1人の主人公の成長を描く。


〜関西弁のあらすじ〜
こんにちはー!わての名前はシャロン言いますねん。周りはわてのこと、「リトル」って呼びよるねん。小っさいから「リトル」なんやろうけど、ネーミングセンスないなぁと思います。毎度のことやけど、学校の帰りしなには、同級生から追いかけ回されるわ、石投げられるわで、散々ですわ。いわゆる、いじめられっ子っちゅうやっちゃな。オカンはヤクやってトンデもうてるし、どないせいっちゅうねん。
そんなこんなで、今日は知らんオッサンが声掛けてくれてな、わては内気やさかい、よう喋らんのやけど、マクド奢ってくれたし、晩メシもご馳走してもうたし、なんや気前のええオッサンで、ええヤツやわ。また世話してもらおうとおもてますー。


ララランドを差し置いてアカデミー賞を獲っただけに、演技、カメラワーク、音楽がピカイチでした。

一見、重いテーマなんですが、これは紛れもなく「愛」の映画です。
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