私事ですが、久しぶりに、というかこれ程心臓グリグリえぐられるのは人生初くらいの失恋をつい昨日いたしまして、とにかく先程見た「スウィート17モンスター」もそうなんですが、何でもないシーンでも涙が溢れてきて大変でした。
愛するという事の美しさ、それが叶わないときの息苦しさや絶望感、醜いと解っていても生まれる嫉妬心、これは男女間だろうが同性間だろうが、ブラックだろうがホワイトだろうがイエローだろうが変わらない。
この映画、確かに賞レースに絡んだのは“ブラック”と“ゲイ”というキーワードの力は大きかったと思いますが、一つの愛を描いた映画としてとても美しかったです。
終盤泣きっぱなしだったのは恐らく映画のせいだけでは無いだろうけど、このタイミングで見ることが出来たことが奇跡と思えるくらいに良かった。
しかしこの歳での失恋はマジで色々とキツイ。
あと、マハーシャラ・アリの演技が出番は少ないものの今世紀最高級のものだった。
素晴らしすぎた。
