「オカマって何?」
「大人になったら分かるわ」
「おまえは誰だ?」
「オレに触れたのはお前だけだ。後にも先にも…」
*・゜アイデンティティのお話* .。.:*・゜゚・*
「どう生きるかを決めるのは自分自身だ」
家庭環境に恵まれず、学校でもイジメにあっていた幼少期のシャロン
そんなシャロンに海で泳ぎを教えながら
ファンが伝えたメッセージ
大海で溺れないように泳ぎを教える事は、
まさに社会の中で、そして生きていく中で、自分を見失わないよう生きていく事へのメタファーだったのだなぁ
2人が海で語り合うシーンと
ムーンライトに照らされたシャロンが佇む海辺のラストシーン
素敵でした*・゜゚・*:.。..。.:*:.。. .。.:*・゜゚・*👏
幼少期、高校生、青年期と3人の役者さんが演じていて、高校生のシャロンと青年期のシャロンは全然似ても似つかぬ風貌で、
えーっ?と思ったものの、
ケビンと再会し
俯きがちな仕草や繊細な内面が滲み出る演技は、幼少期から変わらない物静かで憂いのあるシャロンそのもので
作品のポスター同様違和感がなく、素晴らしいキャスティングだと思いました。
どんなコミュニティであっても、差別やイジメとか世間体など息苦しさや生き辛さはあると思いますが、人との出会いの影響の大きさを改めて感じました。