ピンキー

ムーンライトのピンキーのレビュー・感想・評価

ムーンライト(2016年製作の映画)
3.8
オカマと言って虐められていたシャロンの話。幼少期、少年期、青年期の三部作になっている。
いじめっ子から逃げ隠れた建物でシャロンと麻薬の売人フアンが出会う。彼とその妻、テレサは優しく接してくれて海で泳ぎ方を教えてくれたりする。その頃からケヴィンだけは自分の事をちゃんと扱ってくれていて、友情が一線をこえてしまう。そして、麻薬中毒の母には「見たくない!!」と怒鳴られてしまう。

⚠️ネタバレ⚠️

高校に入って父のような友達のような存在のフアンは死んでしまっていた。母は相変わらずの麻薬依存でテレサからのお小遣いも奪ってしまうほど酷い。そして、ゲイだということからいじめは止まらない。ヤンキーがケヴィンにシャロンを殴らせるシーンは可哀想だった。仕返しにヤンキーを椅子で殴って少年院行きに。

青年期では、麻薬の売人になったシャロンの話。自分自身が麻薬に溺れてシャロンに愛を十分にあげられなかった母は自分の過ちを後悔し、仕事に対して反対する。そして、ケヴィンから電話があり、彼が働いているレストランへ。彼がまともに働いて、子どもと元妻を養っている事を知り、自分と比較して考える様子。

最後には2人で一緒に昔を振り返り、好きだったことを思い出す。

1人でも自分の事を理解してくれる人がおればいいなって思える映画だった。あと、職業と優しさは必ずしも結びついてないなとも思った。実際、まともな職業でもろくでもない性格の人はおるし、、
人を愛することは性別がどうであれ自分が良ければ素晴らしい事で、他人がとやかく言うことでないとも思った。でも、自分と向き合うのが自分だからこそ1番難しいよね。