ムーンライトの作品情報・感想・評価 - 1055ページ目

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「ムーンライト」に投稿された感想・評価

2017.3.8 ⑧

主人公の成長が3章に渡って描かれ、どれも違う役者が演じているのだが、内気で台詞の少ない主人公に目の演技が非常に求められるからか、3人とも見た目の印象は全然違うのに目が本当に似ていて、違和感がなかったことに本当に感動した。

黒人社会で、ドラッグにいじめ、LGBT、差別や格差など多くのことが映し出されているが、銃は写り込むものの撃つシーンがなかったのは印象的。全編本当に静かに、繊細に描かれている。音楽も良く、フアンとの海のシーンは弦楽器のBGMも含め本当に美しい。

※以下若干ネタバレなので注意※

1章だけの登場で助演男優賞をかっさらったフアン役のアリの納得の存在感は、唯一の友人であり恋人であるケヴィンからブラックと呼ばれる主人公シャロンに対し、ブルーと呼ばれていたフアン、そして最後の月明かりに照らされブルーに見える幼少期のシャロン… というようになんとも最後まで残り続けるほど大きかった。
父のいない描写こそなかったが、父のような存在だったのだろうか…

女性は母とテレサしか出てこず、どちらも非常に印象的で、リアルだ。悲哀に満ちた映画だけれど、随所に救いがあって、それは主人公がもらう言葉であったり、流す静かな涙だったりするのだが、救いのように思える印象的な言葉は、フアンの昔話の老女の言葉だったり、何年かぶりに会うケヴィンのおばあちゃんの言葉だったり、テレサや母親の言葉で、出てくる女性は少なくとも、女性の存在へのリスペクトも感じた。

とにかくいろんな想いや希望が、彼らの繊細な所作に宿っていて、少しも画面から目が離せない映画だった。
貧困層で性的マイノリティでいじめられっこの黒人の成長記。邦画のたっるい人物描写が2時間続くような忍耐を必要とする映画。私は享楽的で近視眼な俗物なので正直退屈でした。アカデミー賞授賞式取り違えの瞬間が面白さのピーク。これはジョークではない。
Sho

Shoの感想・評価

4.0
重い。人種、セクシャルマイノリティ、イジメ、薬物、犯罪、、、など社会の問題を詰め合わせに見ている感じ。メッセージ性のあるいい意味で重い映画。見たあとのスッキリ感はない。
映画だけどリアルな黒人社会を描いている
日本にいては到底理解し難いことであるが、差別や格差などとても考えさせられる深い映画だ
さすが賞を獲った作品だ
Ryo

Ryoの感想・評価

4.0
黒人社会の闇を感じる。

主人公の俳優が3人で演じられてるのに違和感が全くない。
riesz77

riesz77の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2017.3.6 in Cinema Nova

怒涛の5連続映画!のラストが『Moonlight』ただこれが5本の映画の中で1番はまらなかった

アカデミー作品賞というよりも、サンダンス映画祭とかそっち系だと思う。トランプ政権に反してか世間体を気にした作品賞なのかと思惑した。黒人しか出ていない

メタファが随所に散りばめられていたけど、英語が聞き取りにくいこともあって半分以上理解できず。日本語字幕で観れたらもっとおもしろかったかもしれない

セリフが全体的に少なく、特に主人公のシャロンは内気な性格なため、ほとんどセリフがない。ただ台詞が少ないぶん、想いが強かった。マハーシャラアリ、作品の3分の1も出てないのに最優秀助演男優賞。納得する存在感だった


ここまで書いて追記。ジワジワきてます。テーマが黒人、ドラッグ、いじめ、同性愛などを含めているから、2時間でここまでよく仕上がってるなと。脚色賞を獲ったことに納得。いらないシーンが思い当たらない。監督はデイミアンチャゼル並みの新星で、長編は2作目らしい。もう一回観たくなるかも
BIGGT

BIGGTの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごい静かな映画やのに、ものすごくメッセージ性の強い映画でした。ドラッグ、LGBT、貧困、いろんな背景を取り巻く青年を見て、ものすごく気分が重くなる映画。リアルさがあって悲しい気持ちになりました。アカデミー作品賞受賞するだけあって、端的な解釈で終わる映画ではない。シャイロンがケビンと女子生徒がセックスしてるのを見て飛び上がって起きたのは何か意味があったのかいまでも気になる、、、
アカデミー賞受賞作品。マイアミの闇社会に生きながら自己を見出していく青年のストーリー。喧嘩、ドラッグ、セクシャリティ、親子愛、絆、様々な要素を盛り込まれている。場面毎のストーリー展開に合わせて彩られる映像美に高評価。製作総指揮にブラッド・ピットも。
Rio

Rioの感想・評価

4.0
静かで、メッセージや内容がずしんと心に響く作品。
主人公自身が無口で、でも気持ちとかすごく伝わってきて、表情や仕草で演じる俳優さんのスゴさを感じました。静かな中で、水や風の音がすごく爽やかに聞こえました。

主人公の心の強さと優しさを感じる一方で、現実世界の厳しさも感じ、1人の普通の少年の人生からこれほど強いメッセージを伝えられる作品に感動しました🌟

アカデミー賞効果で、アメリカで再上映する映画館があって映画館で実際に見れて本当によかったです!
アメリカにおける現状が、とか、貧困層の問題が、とこの映画には色々テーマがあるのは重々承知しているのだけども、
それよりもシンプルに、片思いのBLものとして萌えてしまった
LGBT…というより、美しい情緒的な映像もあいまって、BL的