ムーンライト(2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:
  • アメリカ
  • / 上映時間:111分
    監督
    バリー・ジェンキンス
    脚本
    バリー・ジェンキンス
    タレル・マクレイニー
    キャスト
    マハーシャラ・アリ
    シャリーフ・アープ
    デュアン・"サンディ"・サンダーソン
    アレックス・R・ヒバート
    ジャネール・モネイ
    ナオミ・ハリス
    あらすじ
    名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校では“オカマ”とからかわれ、いじめっ子たちか ら標的にされる日々。その言葉の意味すらわからないシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だ った。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初 めてお互いの心に触れることに・・・

    「ムーンライト」に投稿された感想・評価

    〈/生き方を他人に決めさせるな/〉

    【Introduction】
    [血液型による性格診断]
    [星座による性格診断]
    [生年月日による性格診断]
    ...僕はこれらの性格診断をまったく信用していない。
    性格はそれぞれの生まれ育つ環境によって形作られると信じているからだ。
    『あなたはこういう性格でしょう?』と、性格を言い当てたかのように得意げな顔をするクイズや占いは大嫌いだ。
    詐欺にあったような気分になる。
    心理学で習ったが、これらの診断を信じてしまう理由として[バーナム効果]というものがあるらしい。
    [バーナム効果]
    ...誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格のものだと捉えてしまう心理学の現象。
    この現象を性格診断では利用(悪用)しているのである。
    だが、《自分》というものはこの世に1人しか存在していない。
    自分の性格は他の誰のものとも違う《オリジナル》のものである。
    ならば、だ。
    他人に、自分の性格を決めさせるな。
    他人に、自分の生き方を決めさせるな。
    他人に、自分らしさを決めさせるな。
    他人に、自分のことを決めさせるな。
    自分のことは、自分で決めろ。

    【Review】
    どうもです。
    最近にっきいさんに『人気ユーザーに入ってるじゃないですか!』と教えてもらい驚愕に打ちのめされているスプリングスです。
    僕には勿体無いくらいありがたい事であります。
    皆様、本当にありがとうございますm(_ _)m。
    しかし、、Filmarksさんって事前にお知らせとか無いんですね、少し怖かったですよ。。
    さてさて、本題に移りましょう!
    今日は第89回アカデミー賞作品賞、脚色賞、助演男優賞を受賞した『ムーンライト』を遅ればせながら観てきました!!
    ...今作は“シャロン”という男の成長を《幼年期》《少年期》《青年期》の3つに分けて描くという構成になっておりまして、それぞれの時期のシャロンを3人の役者さんが演じているのですが、、上映前のスタッフさんの解説によりますとこの3人、撮影時は会うことを禁じられていたそうです!
    3人が話し合いで調整したシャロンじゃなく、それぞれの思うシャロンを演じて欲しかったという理由からだそうですが、なかなかに賭けだと思いますよこの指示は!!
    それなのに3人の演じるシャロンは紛れもなく同一人物で、やっぱ役者はスゲェなぁ〜となりました。これは監督の選択勝ちでしたね。。

    [第1章-リトル-]では、自分の父親的存在となるフアンとシャロンとの心の交流が描かれます。
    (海で泳ぎを教えてもらうシーンが大好きです)
    この時点でのシャロンはまだ小学校低学年くらいですかね。非常に可愛らしいのです。
    (シン・ゴジラでいうところの“第二形態”ですね、蒲田くんですね)

    [第2章-シャロン-]では、シャロンに対する周囲のイジメと、彼に芽生えた《同性が好き》という感情を中心に物語が展開されていきます。
    (第2章は顔を洗うスローのシーンが印象的でしたね)
    ここでは多分中学生くらいの年齢なのでしょうが、第1章から見た目はあまり変化無しです。
    (シン・ゴジラの第三形態ですね、あっちも立っただけだし)

    [第3章-ブラック-]では、大人になったシャロンのその後が描かれます。
    (海を見つめるシャロンの顔が良かったですね)
    ここにきてシャロンの成長がバカ凄いことになってきます!
    歳は20代だろうとは思うのですが見た目がプロレスラーのようなマッチョに!!何があったんだシャロン!!!腕が太いぜシャロン!!!!
    (シン・ゴジラでの第四形態ですね、尋常じゃない成長速度でした)


    僕ね、正直に申しますと今作で主人公が恋する“ケヴィン”という男が苦手です。

    《《僕の苦手な行動チェックリスト》》
    □会った時に握手&ハグを求めてくる。
    □あだ名を勝手につけてくる。
    □言いたいことを音楽を使って伝えてくる。
    □電話で謝ってくる。
    □お前に限ってそんなことは...とか言ってくる。

    すべてにチェックが入りました。
    苦手なタイプの人間でした。
    苦手なだけに、今作のラストは僕にはハッピーエンドには見えなくてですね、、非常にモヤモヤした気持ちで劇場を出ることに。。
    今作は僕にとってのみ《メリーバッドエンド》だったようです。

    【digression】
    編集時の加工により色の調整をしていると前情報では聞いていましたが、確かに色彩豊かでした!
    ( ´∀`).。oO(アオガキレイダナー)
    ピントも編集時にいじっているのでしょうか?
    フォーカスの合わせ方になかなかのクセがあるように感じましたが、どうなんでしょう。。
    行間を読む静かな映画。
    大衆ウケはしないだろうけど、私はすんなり感情移入出来た気がする。
    感情を押し殺して生きてきた主人公。ラスト、自分をさらけ出すことが出来たシーンにじーんときた。
    久々のブラックムービー。

    やはり大好き。

    シャロンの成長過程を各世代を担当した俳優さんが見事に演じていて良かった。

    シャイな部分の演技が何とも言えない。

    彼を思う気持ちに変わりはなく、一途に思う所が心打たれる。
    S
    -
    綺麗な作品だった。
    臀部痛と熱気で中々に観るのが大変だったせいか、この映画の魅力を理解しきれなかった感がある。

    もう一度見直す予定です。
    久世
    4.2
    やっと観れた。
    凄く繊細で、人物の心情を描くのも上手くて、映像の美しさも相まって。 思っていたストーリーとは違った。純愛でした。
    月月
    3.8
    アップリンクにて。

    月明かりの下で走り回る黒人のこどもの肌は青く美しく輝く-

    家庭環境、街の雰囲気、学校の友達、母親よりも愛をくれた人、自分を初めてさらけ出せた人…沢山の人や周りの影響を受けて人はできていくんだと主人公シャロンの成長を見て再確認

    "自分の人生を周りに決めさせてはいけない" と教えてくれたフアン。ここが世界の中心だと言いながら泳ぎを教えてくれた、彼の血が、成長したシャロンに確実に流れている
    racine
    4.0
    言ってもいいですか?

    これは、限りなく透明に近いブルー…!

    降り注ぐ青、青、青…色彩が美しすぎて痺れた。

    子どもに、オカマって何?
    と聞かれた時に、ゲイを不愉快にする言葉だ、と答えられる立派な大人に、私もなりたい。
    そう思った。

    ただ、言われるほどLGBT映画かな?という疑問も。
    一人の人をずっと想い続けてしまう苦しさやしがらみみたいな辛さ。
    忘れたいのに忘れられないもどかしさ。
    会おうと言われれば高揚してしまう脆くて純粋な心。

    寡黙で俯きがちなシャロンがたまに見せる笑顔がとても良かったよ。
    denkikanにて。

    映画観て,ポスターの凄さに気づく。
    今年のポスター大賞。
    黒人の子供は月明かりに当たると青白く輝くところから来てるムーンライト。人種差別と貧困の映画。この映画は小説を読みながらセルフィーを見ているような美しい映画だった。一人一人の人物描写がとても上手く、とても良い脚本だったけれどLA・LA・LANDの高揚する多幸感の方が好みだった。渋谷uplinkの椅子は硬くて前の人が開けたポテチの袋がうるさかった。