ムーンライトの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.7

あらすじ

名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校では“オカマ”とからかわれ、いじめっ子たちか ら標的にされる日々。その言葉の意味すらわからないシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だ った。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初 めてお互いの心に触れることに・・・

「ムーンライト」に投稿された感想・評価

前半30分くらいのマハーシャラ・アリ氏の演技が素晴らしすぎる!

オスカー好みのテーマてんこ盛り、かつよくある展開ではあるものの、個々の演技力と絶妙なセリフ運びのおかげでアカデミー賞に申し分ない作品に仕上がっている。
これは見た人にはいろんな解釈ができそうだけど、社会派を彷彿させる流れではあったけど個人的には、純粋な人間ドラマだと認識しています。しかし構成がものすごく『映画らしい』と思った。
ゲイがクローズアップされているがそこは二番煎じでいいのかな。三部構成のなかで、実は重要な出来事をあえて飛ばしているのが面白いですね。また、フランス映画を彷彿させるような美しい画像も印象的でした。
それよりこのお話は「海」が重要なキーワードなのかも。海と人間の付き合いってのがメッセージの一つなのかな。終盤の、友人との再会で自分の仕事を話したくない主人公の描写が良かった。あれは緊張感があって、この映画を上手く盛り上げていたと思う。
あと気になったのは、友人再会シーンで、お酒が弱いというのがあったが、外人さん(白人と黒人)でも酒が強い弱いっているのね。あっちの人はみんなお酒ガバガバというイメージがあったので知らなかった。確か酒が飲めないのはイエローオンリーだったはず。まあどうでもいい話だが。
Mamika

Mamikaの感想・評価

4.0
もっと深く観たいと思う映画だった。
自分が苦しいと思った出来事とかこれまでとかとデジャヴしてるわけじゃないのに、映画の中の孤独だったり、周りとの違いに苦しむシーンはなんか泣きそうになった。


世の中のまっすぐじゃないところを真っ直ぐ映して綺麗だとも思った。

「周りに決めさせるな。」が心を打ち抜きました。
hasse

hasseの感想・評価

4.8
あー好きですね、これ


テーマとか抱えてるものは重いはずなのに観た後優しい気持ちになった。

シャロンの歩んできた人生は辛い事だらけだったんだろうけど、その中でもフアンに見つけてもらえた事、フアンの彼女だか奥さんにも長く支えてもらった事、ケヴィンがいた事。それがシャロンにとっては本当に救いだったんだろうなぁ。

住んでた環境がなかなかヤバめな所だったが故なのか、それともフアンの影響があったからなのかそのどちらもなのか、大人になったシャロンが進んだ道は決して胸を張って言えるものではないのかも知れないけど、それでも部下に対しての優しい語りかけ方とか、あれ惚れるよ。笑

青年期の、心も身体もタフになったシャロンを応援したくなった。

そしてジャケットね。私の良くない所ジャケットをちゃんと見ないところ。あーそっか!ってなったわ、どなたかのレビュー拝見してちゃんと見直しました。

最後に、あのドレッドは死ぬまでに1億回鳥にうんこ落とされたら良いと思う。
綺麗な愛がある
繊細ですぐ壊れそうでも強くあろうとする

ポスターのデザインも良き
もやし

もやしの感想・評価

5.0
TSUTAYA限定レンタルのせいで見れなかったやつ。
やばいなあ… 切ないなあ…

シャロンが良い奴でなあ…
施設でのお母さんとのシーン泣きそうになった。

あと恋愛ね。
今思えば去年のアカデミー賞って純愛映画対決だったんだね。


なんか、シャロンっていつも俯いて、無口で、下手すりゃ陰気とか言われちゃいそうじゃん? でも周りの人(というか好意的に見てくれてる人)はそれを当たり前のように個性だと思っていて、なんか良いなあそういうのってなった。

そうやって俯く癖変わらないね、って言われるシーンでキュンと来た笑



終わったときもう終わり?って思った。あっけなく感じた。
シャロンの人生を描いた連続ドラマあったら喜んで見ると思う笑



なんか見たときに浮かんだ感情がどうしても言葉にできないけど、自分の今の人生観、人生経験に極めてフィットする映画で、2017年映画ではトップ3からは絶対外れないだろうなという感じでした。
とりあえずシャロンの人生が切ない! そして恋愛が胸キュンすぎる! それだけでも最強!笑
ひたすら苦行だった。
なにがいいのかわからない。
+0.1したのは波の音が好きだから。
アメリカの貧しい家庭に暮らす少年の成長を描いたドラマ。

アメリカの抱える様々な社会問題を背景に、自分の居場所を探す主人公を少年期、青年期、成人期の3つの世代で描かれていて、重く深いテーマがたくさん込められていました。

人種差別的な話だと思っていたけど、予想外の展開だった。黒人映画としては今までになかったような異色の物語で、そういったところがアカデミー賞でも評価されたのかなと思った。
ただ、あまりにも自分の住む世界とはかけ離れ過ぎていて、ちょっと受け入れ難かった。あの学校はイカつ過ぎる。

主人公のもう1人の母親のようなテレサの存在が良かった。ちょうどいい距離感の優しさを感じさせてくれる。
フアンの優しさは矛盾しているんだけど…複雑な気持ちです。

“うちのルールは 愛と自信を持つことよ”
“愛さなくてもいいよ でもあんたを愛してる”

親がいなくても子は育つなんて言葉があるけど、そんな訳なくて、当然、親に目一杯愛された方がいいに決まってる。
でも、それにはふつうの生活が必要で、それすらまともに出来ないというのが今の社会の現実。やりきれない思いで一杯です。
現実は厳しいことだらけ。

社会的マイノリティに限らず、
誰しもが大小あれど虚勢張らなければいけない状況や"自分らしさ"を抑え付けた経験あるんじゃないでしょうか。

その究極系が第三章のガチムチ総金歯の麻薬ディーラーとなったシャロンです。

売人に対する気張った接し方と、
母親やケヴィンと話す時の表情の違いが印象的。
根っこは変わらずリトルのシャロンなのに。
そうならざるを得ない環境しか周りになかったから。

一人でも二人でも、
人生には本当の自分を理解してくれる人、月明かりのように照らしてくれる存在が必要だ。

清志郎の歌を思い出す。

"何から何まで君がわかっていてくれる
僕の事すべて わかっていてくれる
離れ離れになんかなれないさ"

君が僕を知っているということが、人生の支えになる。
xyxy

xyxyの感想・評価

4.0
シャロンが本当に成長してる感じがすごい。仕草とかカラダの質感とか。
いま読んでるタナハシ=コーツの本ともこれまた親和している。
家にもストリートにもさらには家にも居場所がないとは…
最終的に居場所は見つかったのかな…
一瞬でも見つけられればそれで良いのか…
うーむ