主人公のシャロンを演じた3人の俳優さんは素晴らしい。
同一人物かと思うほどに、目の動きや細かい表情・仕草に一貫性があった。
シャロンの人生が3段階に分けて描かれているが、切り替わる度に、話が飛びす…
シャロン役は同じ人が演じているとしか思えないほど、瞳に現れる絶望・虚無・脆弱が全く同じだった。細やかな表情が共通していて素晴らしかった。特に幼少期を演じた子はあの歳であそこまで見る側に怯えている様子…
>>続きを読む登場人物が全員黒人で、その中で青春を描くんですよね。それがこの映画の特徴なのかな、と。
"月明かりを浴びて走っていると黒人の子が青く見える"
タイトルを連想して印象的だった情景はこのセリフです。
名…
これがアカデミー賞かぁ。悪くはない作品だが、腑に落ちない。
いじめられていたことはゲイだから(周囲がどれだけ気づいていたかは知らないが)とか黒人だからとか関係ないはずだし、言われるがままの繊細な役だ…
このレビューはネタバレを含みます
とても繊細な映画。
シャロンの塞ぎ込む心、自分として生きられない難しさ、言葉にすらできない葛藤。
薬から離れられず、光の当たらない人生。彼がどう生きたか私には少しも想像できない。母から愛を伝えられた…
© 2016 A24 Distribution, LLC