ムーンライトの作品情報・感想・評価 - 688ページ目

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.6

あらすじ

名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校では“オカマ”とからかわれ、いじめっ子たちか ら標的にされる日々。その言葉の意味すらわからないシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だ った。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初 めてお互いの心に触れることに・・・

「ムーンライト」に投稿された感想・評価

うーん…深いのだろうが、なんだかなーなアカデミー賞作品。最後のワンカットがなぁ…
アカデミー賞受賞作という事で期待値も上がってしまっていた中での鑑賞。

淡々と進んでいきます。
ですが眠くなるなんてことはなく、過酷な環境すぎて逆に目が覚めてました。

ララランドは期待せずにドンピシャでヒットしたものの、こちらは感動期待値を上げすぎて失敗した印象。
期待とは不必要なものですホントに。
RyoKawase

RyoKawaseの感想・評価

3.6
2017年度1作目はシリアスなヒューマンドラマ。

物語は主人公の成長に合わせて3つのチャプターに分けられていて、それぞれ別の俳優が演じているのに、何故か通ずる部分が感じられるのがすごい。

性的マイノリティの実情とか、世界のスラム街にはびこる闇とかがすごいリアルに描写されてる。

全体通して山場みたいなものは少なく、淡々と物語が進んでいくので、人によっては退屈してしまうかも。
そうした展開の仕方が物語のシリアスさやリアルさを際立たせているのかもしれんけど。

個人的には、人が成長するなかで周囲の環境っていうのがすごい重要ってことを再認識した。
最悪ともいえる環境で育った主人公が、少々道を外しながらも1本筋の通った人間になることができたのは奇跡に近いことで、その要因として、幼少期に出会ったフアンの存在は非常に大きいものだったと思う。
主人公はフアンへのリスペクトを明言こそしなかったものの、母に対する気持ちの移り変わりや大人になってからの風貌も瓜二つやったし。

それに比べると自分はこれまで随分と周囲の環境に恵まれて育ってきたなあと感じたし、今後、人生の師としてリスペクトできるような存在と出会えたらなあと思った新生活初日でした。
カツマ

カツマの感想・評価

4.0
青は孤独。光に照らされて色は変わる。海と砂浜と月の光。それは果てしない孤独な世界の中に射す一筋の光。その光は手のひらの中の砂のように掴めそうで掴めない。

この作品は孤独と純愛の物語だと思う。少年時代、それは親からの愛を求めて彷徨い辿り着いたある人の言葉。青年時代に経験する真っ青な扉を開けて壊れていく世界。そして成人した彼はまだ愛を探し求めて彷徨う。孤独が深いからこそ探し求めていた場所の温もりは光に溢れていたのだと思う。ムーンライトは闇の中に射す光なのだから。

アカデミー賞作品賞受賞作品。映像は孤独を纏うアートとなり、色彩表現が感情を表す描写も作品賞受賞作にしては繊細過ぎると感じました。もっとコアな人向けかと思いましたが、この作品は期せずして時代に求められていたのでしょう。愛を求める人々を照らす月の光が、今の時代にはこんなにも必要とされているのだから。
光明

冒頭では過剰なカメラワークが目立ったが、それを補って余りある美しいカットの数々。
Boris GardinerのEvery Nigger is a Starに始まる秀逸な楽曲。
役者の演技に至るまで、非の打ち所がない。

体を鍛え、金歯を装着し、高級車に乗る事で弱い己を守るが、それは望んだ行為でも選んだ道でもない。
だからこそ愛する者の手料理を前に金歯を外すシーンがとても美しい。
還る海を得た彼の人生は、月明かりに照らされ青く光る。

だが、時代毎のワンシーンを繋ぐだけでは、真に彼の心に寄り添う事は困難であり、カタルシスも生まれない。
また、オスカーからアメリカへのメッセージである事は否めず、我が国に於いて彼の国と同じ様に響く事は無いだろう。
adeletree

adeletreeの感想・評価

4.5
全体的にもやもやしていて非常によかった。雰囲気のある映画。少年、10代、大人へと育っていく主人公の内向的な雰囲気を三人の役者が同じように演じていて、ずっと同一の役者が演じているのかと思うくらい、驚いた

この映画に関する記事によると、三人は全く互いの演技を見ずに演じていたらしい、すごいな〜
TomoyaOasa

TomoyaOasaの感想・評価

3.8
ストーリー自体はかなり深い
主人公の気持ちを考えるととても切ない気持ちになる

ただ、ちょっと苦手なシーンがあった…
UTA

UTAの感想・評価

4.0
見終わったあとモヤモヤする系映画です。
賛否両論あると思いますが、世界的に政治的に影響力のあるオスカーを取って良かったと思います。

人種、性別、家族など1人の人を取り巻くあらゆる環境について問題を投げかけています。日本よりも歴史的に今も尚深く差別が染み付いているアメリカだからこそ、オスカーの意味があるのでしょう。

ただ本当に難しい作品でした。
どうしてこのカメラワークなのか。
どうしてそのセリフなのか。
いつのまにこんなことになったのか。等の演出や伏線の回収があえて為されていないので、様々な人の感想やレビューを見つつ自分で整理しようと思います。

言われているほど、LGBTや黒人の差別描写は少ないので、作品の演出と相まって落ち着いて鑑賞出来ます。
主人公の言葉に言い表せないもやもやがこっちに伝わって見ていて辛かった
73

73の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

もっと暗くてしんどい話かと思ったけど、意外とありがちな感じ。

身体を鍛え、ギラギラなネックレスを付け、高級車を乗り回すようになってもシャロンの口数の少なさや俯いてしまうところなど根本的なところは変わらなくて何か安心した。極悪人とかにならなくて良かった〜

あとは、海の映像が印象的だったのとマハーシャラ・アリがかっこよかった🙏