ムーンライトの作品情報・感想・評価 - 753ページ目

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「ムーンライト」に投稿された感想・評価

ナムコ

ナムコの感想・評価

3.6
マイノリティの話しというだけではなくこれは愛の物語だなぁと。
映像はアートのように美しかった。
rei

reiの感想・評価

5.0
アカデミー賞受賞式前日の試写会にて。

映像と、'語らないストーリー'が素晴らしい。

少年期・青年期・成人期で戸惑い、気づき、そして向き合う。

デジタル加工により光を飛ばし逆に黒人の肌に色を乗せる撮影方法、フィルムを変える手法、明るさに適した富士フィルム、青みの特徴のアグファのフィルム、それぞれの時代の違いをフィルムの質感でも表現させる繊細さ。

LGBTを扱う作品(例えばキンキーブーツや記憶に新しいLAが舞台のタンジェリン)は派手であったりドラマチックに描かれがちだがこの映画はそうじゃない。
静かに俳優の持つ視線や所作で会話をする (特にジュークボックスをかけてダイナーで向かい合うシーンは秀逸だった)ことで1番言いたいところ、知りたいところをこちらに委ねるところがシンプルに感動。

シャロンを演じた3人は会うことなく同一人物を演じたそう。
劇中でもポスター上でも3人は紛れもなく1人のシャロンだった。

わずか3日で、3つの時代のドラッグ中毒の母を演じたナオミハリス、
語らずともこれまでの半生を想起させるマハーシャラアリの演技もこれ以上ない。
海で水泳を教えるシーンとその際に言ったシャロンの核になる言葉、映画冒頭から3割くらいしか出ないにもかかわらず、その後も存在感が増していた。

きっと今1番世界で、アメリカで、必要な映画。
シャロンを演じた役者陣三人の好演が作品に自然な繋がりをもたらし、作品に入り込めた。

生きる世界は違えど、共感できる普遍的な人間賛歌がこの映画にはある。
やま

やまの感想・評価

4.3
レイトショーで見てきました。
ムーンライトこの題名が気に入りました。あの時二人で月を見てるんだけど、その美しい月を見せないっていうのがとても良かったです。
ストーリーが、とても好きだった。レストランでの再会シーンの彼らの表情、素直に喜べる再会ではないけれど明るく振る舞う彼ら、それからのラストの告白。愛って深すぎる。
彼の成長を3部に分けている構成も良い。見た目は大きく変わっていくが、誰かへの思いだったりとか愛っていうのは変わらないんだなと思いました。
お母さんとの最後のシーンもよかったなぁ。セリフの1つ1つが重い。
音楽が誰かがかけない限り流れないのだが、周りの音が会話のシーンなどにも聞こえてきて、それがリアル感を出していた。
アカデミー賞の映画って難しいけれど、これこそ映画っていう感じがする作品が多いと思った。
もっと映画を見たいと思いました。
愛を語る映画って本当素敵だよな〜
#今年99本目

このレビューはネタバレを含みます

色んな扱いにくいテーマがとりあげられているけど、とにかく『愛と筋肉があれば人生大丈夫』っていうことは伝わった
tonga

tongaの感想・評価

3.4
シャロンを見つめる皆の優しい眼差しが、暖かい淡いブルーで、綺麗でした。
特に、シャロンを優しく受け入れる、ファン夫妻がとっても素敵でした。
マハーシャラアリのファンが、カッコ良くて、『ドアに背を向けて座るな』なんて、ゴルゴさん(命っ!じゃなくて、スナイパーの方)か? と思いました。
映画館を出た後も、瞳の余韻がまだ残ってます。
あんな風に人を受け入れられるようになれたらと思います。
山口

山口の感想・評価

4.5
人種や性のマイノリティにスポットが当てられているように受け取ってしまいがちだけど、この映画の本当の言いたいことは、とても普遍的なものだと思った。アートな映画でもあって、映像でみせるシーンも多くあった。

劣悪な環境で育ったリトル〜シャロン時代。ブラックになった彼をみて、わたしはそれが間違いだとか、悪いことだとか言えなかったなあ。彼がその環境から抜け出したことが何より大切で。負のサイクルっぽくはなってるけれど、あそこまで自分を心身ともに鍛えられる彼は、絶対どこかでこのサイクル止められと思う。根底にある芯の強さを感じた。

この映画で描かれていることは、遠い国で起こっている他人事ではなくて、自分の身の回りでもよーく見渡せば悲しいけど、どこかで起きてしまっていることで。気づいて、手を差し伸べられるフアンやテレサのようにありたいと思った。

かなり個人的な感想になってしまったけど、どこに自分でスポットを当ててみるかでだいぶ見え方が変わる映画だと思う。
ika

ikaの感想・評価

3.5
くちづけしたくなる

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Tai

Taiの感想・評価

3.9
多くの言葉は無く、しかし確実に訴えてくる作品。

本編開始早々に感じたことはカメラワークが非常に興味深いということでした。
危険地区でヤクの売人とそのボスの何気無い会話をワンカットで、不安定に2人を中心に回りながら映すというだけで、色々な意味でのその場の危険さを感じます。
カメラの動き、照明、音声の加工に有無の演出と主人公シャロンの感じているものを感覚的に訴えてくるテクニックに舌を巻きっぱなしでした。

伝わるからこそ、シャロンの境遇が辛くて仕方なくなります。
学校ではイジメられ、家でも居場所を感じることができない。
様々な理由が違えど、日本でも十分にありえる話です。
子供から大人にかけてのシャロンの目が印象的ですが、自分を徹底的に否定され自己が崩れてしまった人の目を嫌な程表現できていたと思います。
もう決して純粋なんかじゃない。
一度、他者との距離感がわからなくなってしまったら、例えその後にコミュニケーションを取れるようになっても、もう自然にはできなくなってしまう。
捻れて捻れて千切れてしまいそうな針金のようなシャロンの幸せを願わざるをえません。

イジメも差別も迫害も、根っこは同じ他者の存在を否定するということ。
子供から大人まで万国共通で起きるこの問題をこれでもかと形にした今作は確かに評価が高いのが頷けます。
しかし、もう一歩踏み込んだラストを観てみたかったですね。

予告編で言っている「一途な愛」とか「愛の物語」という言葉が今作に当てはまるのかと考えると首を傾げざるをえませんでした。
Soul mate

辛くて厳しい状況の内容なのに、愛おしくて抱きしめていたい映画です。

ソウルメイトのもとに帰る。もう男も女もないな、ソウルメイトの存在は。愛に溢れている映画です。

一人でじっくり観て、観た人同士で語りあってください!