脚本がイマイチだった。
女同士のドロドロはあんなもんじゃないだろうな。著名な女性脚本家が書いたっていうのが信じられない。
「こう作れば観客はこう感じる」みたいなセオリーに従って作られたようなシナリオ。
人を一生恨んで生きるということが、この作品の作り手の誰も実感持ってないからだろうな。
カメラワークと、上戸彩の取り乱す演技が見事だった。
エピローグの語りは、夏の終わりごろに彼の遺した命があったってことかな。あくまでも明確にせずに含みととれる程度にしか触れてないけど。
次作への布石にはならず、これで完結だろうな。