2018.05.03 @DVD
もう会ってはいけないと
誓約書を交わした2人の男と女が
再び出会い、また惹かれ合う話。
とにかく2人の関係が甘ったるい。
不倫といっても中学生みたいな
感情で進む恋心。
不倫の末のふたりの甘ったるさと
煮え切らないぬるーい感じに
中盤は何をみているんだろうと
間抜けしてしまう感じ。
これに世の奥様方はときめくのだろうか
という疑問がずっと頭をよぎりながら、
世の人たちは現実があまりにも
リアルすぎるから、もしかしたら私にも
こんな運命の恋があったならなんて
不倫の美化された恋だの愛だのを
心の高揚として楽しむのかなと思った。
確かに最後ふたりはどうなってしまうんだと
見てしまう私も、策略にまんまと
はめられている気がした。
運命の人と出会うのが遅かっただけとか、
不倫を運命と肯定する場合は言われるけど、
肯定されるものでは決してない。
恋だの愛だのに理屈がないことも
よくわかるし、運命の人なら
仕方ないかもしれないけど、理解には欠ける。
必ずそこには傷つく人間がいるから。
だから私はこの結末はよかったなと思った。
現実は甘くなどなく、
不倫は倫理的に人の道を外れているのだと
示されていた気がするから。
上戸彩がいい感じに色っぽくて
綺麗できゅんとした。
