昼顔のmanamiのレビュー・感想・評価

ミスチルの歌にあるよね、「駄目な映画を盛り上げるために 簡単に命が捨てられていく」って。
控えめに言って、「気分を害されまくった」映画。不倫がどうこうでなく、怪我とか病気とか生とか死とか妊娠とか、そういうのを軽々しく盛り込まないでほしい。もちろんそれらの要素はドラマチックな展開を生むけれど、この作品はあまりにもそういうものに頼りすぎ。「出来事」よりも「人」「感情」で話を動かすべき、不倫を描くのであれば尚更。
一つだけ共感できた言葉は、「女は、自分のできなかったことをしている女が嫌い」