個人的に馴染みのなかったロビイストが主人公の作品。
展開がめまぐるしくて付いていくのに必死でしたが、最後まで緊張感でひりひりします。
闘う女性ジェシカ・チャステインの真っ直ぐさがとても恰好よく、躊躇も容赦もない様は見ていて惚れ惚れするほどです。
でもラストに行きつくまでの過程は見ていて胸が痛くなりまくり…。まってまって~!と何度心の中で叫んだことか。
ただエリザベスの背景というか経緯が見えてこないのでそこはちょっと物足りなさを感じてしまいました。彼女が魅力的だったので余計に。
ラストシーン後彼女を待ち受けている未来はどのようなものなんだろうなあ。
銃規制という今まさに問題となっているであろうテーマ。
きっと現実でもあの手この手な策略が繰り広げられているんでしょうね。そう思いながら観るとどこかフィクションに感じられませんでした…。