はらぼう

女神の見えざる手のはらぼうのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.7
試写会で観覧してきました。
ロビイストやロビー活動という存在・仕事を知らない状態で観たために、序盤の30分ぐらいは「この人たち何してんだろ」という事に終始してしまいましたが、結果としては良質な社会派サスペンスとしてとても愉しめました。

登場人物達の関係性や仕事内容が理解できてからは、スピード感のある話の展開や主人公のキャラクター性はとても引き込まれる内容でした。主人公ミス・スローンの妥協を許さない徹底した合理主義は、共感すらできないものの実に魅力的(興味深く)描かれていると思いました。

また、主人公ミス・スローンの捲したてるようにひとを論破していく様は圧巻で、『ソーシャル・ネットワーク』の主人公ザッカーバーグのそれと似たものを感じました。言葉でバチバチに打ち合う、ディベートの格闘技とでもいえそうです。

時事としてラスベガスの銃乱射事件があってすぐでしたので、銃規制法の話は生々しい題材だなと。。。この話題性が現実の銃規制強化に良い影響をもたらすと良いなと思いますが、そうは簡単にいかせないのが、この映画に出てくる「ロビイスト」という存在なんだろうなと思います。