ジェシカチャステインが完全に振り切れた天才戦略ロビイスト役を熱演。今迄若干地味な印象のあった彼女も本作では赤いルージュが印象的な悪女？才女？として、政治家や同僚などをあの手この手でバッタバッタと引っ張り切り裂いていく。
ストーリーもテンポ良く進んでいき、グイグイその世界観に引き込まれる。世の中金だという事を嫌という程思い知らされ、それにアメリカが抱えている銃問題を上手く絡めている。そして、窮地に立たされても才女はヘコタレない。スゲェ精神力。
キャスティング等も地味な為に、日本では余り注文されないかもしれないが、重厚な政治社会派サスペンス好きな方とかなんかにはオススメ出来るかなりの力作だと思います。
あー楽しかった！
