おのちん

女神の見えざる手のおのちんのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
2.0
最後の15分がべらぼーに面白ければそれで許されるんでしょうか…。
それがサスペンスもの、どんでん返しものの限界なのではないかと思いました。
一度結末を知ってしまったら、わざわざ2回目見たいと思わない。

最後のどんでんの面白さはいいとして、それまでの話の内容でもっと主人公の葛藤とか挫折とか成長を描いてほしかった。(男娼に「やっぱりできない!」って、悩んでる場面はちょっとだけありましたが)

その場で瞬間的にスカッとしたり変に後を引きずらない映画っていうのもいいのかもしれないですが、一度見たら終わりの使い捨てのトイレットペーパー映画より、見れば見るほど味の出るスルメ映画のほうが好みかも。もちろん世の中にはトイレットペーパーも必要ですが。おしり拭けないし。

みんながみんな、いい!ってレビューなので気が引けますけど、そう思っちゃったんだから仕方ない。
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