あかね

女神の見えざる手のあかねのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
4.2
良作!!拍手の良作です!!
難しいことは嫌いだしわからないけど
この映画はとにかく引きこまれる。
ロビイストは、日本には馴染みがない
ことだし私も恥ずかしながら全く
この映画を見るまではわからずで。
しかし、とっても楽しめたし
勉強になりました。

ロビイストとは、政治家に対する
根回し屋。
特定の企業や団体の利益のために
政治家や官僚を取り込み有利な政策を実行
させること。

とにかく主人公は冷血。
血も涙もなくまるでロボットのように
勝利だけを手にするためには
他人のことなども気にせず
といったのがロビイストなんですが...

主人公もすごく見た目からして真っ赤
な口紅、ピンヒール超冷血なんですが。
序盤から彼女のトークの勢いに圧倒されて
しまって映画に引きずりこまれます。

長年、睡眠障害だったり男頼むあたり
仕事人ちゃ仕事人だけどなんか人間
らしさもあったりで...少し闇抱えてる
ですけどそれも結局分からずじまいで
仕事人らしく終わったのがすごいよくも
あったんですが。

本当にこういう人ってイリュージョン
みたいに先の先の先の永遠を読むというか
最後圧巻でした!!
久々気持ちのいい逆転劇。
そして共感できそうでできない主人公。
でも、それでも彼女の生き方は
かっこよかったと思います。
まるでセリフのような言葉をいう
彼女。決して誰にも本当の自分を
みせないですし映画をみていても
全くでていなくてこういう人って
共感はあまりできないけど綺麗事いう
人よりは全然良いなぁと思いました。

最後の一瞬。
最後のワンシーンの彼女をみて
少し素の彼女の表情を見れた気もします。
それでも数ヶ月後には、ピンヒール
真っ赤な口紅で彼女は現れるんだろうな
と思いました。
あかね

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