KUJIRA

女神の見えざる手のKUJIRAのネタバレレビュー・内容・結末

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初に断っておくが、政治ゲームは嫌い。かつ字幕にはあまりにも不向きな、早口な英語の乱れ撃ち。
ジェシカ チャステインが演じる女性が全く感情移入出来ない。目的の為には手段を選ばない冷血人間。それでも、ジェシカ チャステインは惹きつけるものがある。
ロビイストって何なんだ。よく分からない世界だった。何たら州がどうこうって、アメリカ政治の知識が無いとついていけない。
ミス スローンの謀略の数々に対して、観客は傍観者として口を半開きにするばかりであろう。
しかし、彼女の目的は何だったのか。銃規制を強化したいのか、政治の腐敗を告発したいのか。終盤の怒涛の種明かしが爽快。
買われていた男が、庇うシーンがカッコいい。
秘書は、やはり密偵だったか。でも、終盤にはそんなこと頭に無かったから驚いた。
中弛みが一切無いのが素晴らしい。
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