ジョン・マッデン監督によって製作された2016年のアメリカ/フランス合作映画
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オリンピック誘致や選挙の時に暗躍し、交渉を有利に進める用に世論をコントロールする職業をロビイストと言うらしい。アメリカでは給料も高く花形職業のロビイスト。やり手ロビイストのヒロイン・スローンが銃規制強化法案側に付き、莫大な資本を持つライフル協会と対決する
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弱きものに付き強い相手を打ち負かすといった単純な話だったなら、対して面白くなかっただろう。ジェシカ・チャステイン演じるエリザベス・スローンは美しいだけの女性ではない。勝つためなら汚い手も辞さない勝利至上主義のロビイストなのだ。常に敵の先手を取っていくスローンはすごくかっこいい。でもどこか危うさを感じるからハラハラする
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スピルバーグも権利を欲しがったという脚本が素晴らしい。二転三転する展開や時系列を現在から過去、過去から現在と描く手法も内容にハマっている。ジェシカ・チャステインの演技がさらなる見応えを与えているし、緊張感を持ったまま、最後までハラハラできる優秀なスリラー作品だった