あらすじにある「真っ赤なルージュ」に一言言いたい!あれは真っ赤ではなく、ダークローズだー!
強く激しく戦うロビイスト役のジェシカ・チャスティン。その内側の神経質さやフェミニンさが、時折見せる儚げな表情と合わさって、たまらなく女っぽかった。
強くてやり手というだけの役なら真っ赤なルージュでもいいだろうけど、本作ではあのダークローズがすごく効いてたと思う。
強い女性の映画というより、強くあろうとする女の、儚さや寂しさ、侘しさを強く感じる作品だった。切なかった。
マーク・ストロングがまたいい味出してた。好きだわー。