おたば

女神の見えざる手のおたばのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.7
【あなたにはどこまで見えていたでしょうか?】

レンタル視聴でした。まずもって聞き慣れないロビー活動とかロビイストという単語

1階ロビーです、なんてエレベーターなアナウンスを想像してしまうんですが
ざっくり言うと特定のジャンルにだけ特化した私的政治活動の事、ってことでいいのかな(´・ω・`)

なので主人公のスローンは政治家ではないけど政治や政治家への影響力がとてつもなく強いロビイスト。

彼女が大物政治家と銃ロビーの大手企業を敵に回し、銃の自由購入の取締強化を働きかけるというのがあらすじですかね。

しかしこのスローンという女性はとてつもない鉄の女
知的で狡猾、時に大胆な策略は敵だけではなく味方にも混乱を生じさせる訳です。

どこまでが彼女の想定内でどこまでが想定外の出来事なのかそれすらも分からない展開に深夜に観たんですが眠気もどこかに行ってしまいましたね(っ´ω`c)

政治家は日本でもアメリカでも腐ってる人は腐ってるんですね(笑)
何気ない会話の中にもクライマックスまでの伏線が散りばめられており
なかなか面白い作品でした。

おすすめ度は68点
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